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dawnblueⅡ(前のブログ、溢れちゃったので、増築)

タペットクリアランス考

Category: ZZ-R(整備)  
ZZ-Rのタペットクリアランス調整を初めて行ったんですよ。

クルマでは、一度やってるんですけど、
クルマの場合は、自動調整式で、クリアランスはセロ 
油圧による自動調整式「HLA:ハイドロリックラッシュアジャスタ」
の不具合で、交換したことがある。

まあその時は、部品を交換しただけである。
(調整した内には入りませんね)

今回は、クリアランスを規定値に調整した。

20180422_006_CIMG9769A.jpg

20180422_007_CIMG9777A.jpg

20180428_006_CIMG9816.jpg


20180422_003_CIMG9768.jpg
# I/E 測定値
1 IN 0.09
1 IN 0.11
2 IN 0.11
2 IN 0.14 ○
3 IN 0.11
3 IN 0.13 ○
4 IN 0.11
4 IN 0.10
# I/E
1 EX 0.04
1 EX 0.09
2 EX 0.06
2 EX 0.15
3 EX 0.15
3 EX 0.04
4 EX 0.04
4 EX 0.04

規定値
IN 最小 0.13
IN 最大 0.18
EX 最小 0.18
EX 最大 0.23


# I/E 調整値
1 IN 0.14
1 IN 0.16
2 IN 0.17
2 IN 0.16
3 IN 0.17
3 IN 0.14
4 IN 0.16
4 IN 0.15
1 EX 0.21
1 EX 0.21
2 EX 0.22
2 EX 0.22
3 EX 0.23
3 EX 0.22
4 EX 0.21
4 EX 0.23

全16バルブで、2番と3番のINが一つずつが規定値内で、それ以外は・・規定値外

ほぼほぼ、クリアランスは減少傾向

よく、タペット音は走行距離と共に煩くなる。
クリアランス(スキ間)も増える)って、印象ですが、
実状は、逆、減るんですね。
(バルブシート辺りの磨耗によて、バルブは外に出てくる)

私のも、タペット音があまり無くって、調子を落としているとは思ってなかったのです。
(カタカタ鳴れば、心配になるけど、そうじゃなかったから)

まあ、公証147馬力が、100馬力になっても、半分の70馬力でも、まあ、判りにくいってなもんです。(汗)

数年前だったか、走行中に、信号待ちでアイドリング時に、ストールして
そんなに気にしてなかったんですけどね。

それからは、冬になると、
冷間時に、ストールしがち
チョーク引っ張ってても、ストールしたり・・・
バクファイアしたり(キャブに火が戻る現象、よく混同されているけど、、アフターファイアは排気に火が出る現象)
スロットルと関係なく、ハンチングしたり(回転が上がったり下がったり、)

温まると、その現象が無くなってしまう。

でも、どんどん、悪化していく、

プラグ変えたし、キャブをオーバーホールしたり、クリーンも取っ払ったし、でも、改善しなかったんですよ。
次は、キャブの同調か?バルブクリアランスか?って考えてたんですね。

経験してみてわかったんけど、
もちろん、不調の際には、簡単な箇所、コストが少ない箇所から、試すのがセオリー
バルブクリアランスがセロになると、圧縮漏れが心配
バルブクリアランスがバラバラだと、同調がズレていくのも当たり前。

キャブの同調をする前にバルブクリアランスを調整しないと、意味が無い。

キャブ車であるZZ-Rは、ストールが頻発したけど、
インジェクション車の場合は、ストールじゃなく、他に症状が現れるように思う。


今を思えば、25万キロ走った前のクルマも、冷間時の不調あったな・・・
HLAだったけど、ヘッドのオーバーホールするべきだったのかな?


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またの名を:す(State electrician)

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