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dawnblueⅡ

dawnblueⅡ(前のブログ、溢れちゃったので、増築)

あの夏からずっと

Category: オートバイ  
風の噂で、山本くんのお母さんが亡くなったことを知った。

私と山本くんは中学までの同級生、山本くんは母一人子一人の家庭に育ち、高校を途中で辞めて、仕事してたんだか?、遊んでたんだか、

幼稚園が一緒だったので、親友ではないが、仲も悪くなく、会えば、馬鹿話をする仲であり、バイクも見せてもらったが後ろには乗らなかった、赤いFXだった。

たぶん、お母さんに買ってもらったのだと思う。

半纏着て、ドカヘルを首から後ろへ垂らし
当時の定番スタイルで走る姿をちょくちょく見かけた。
すれ違いざまに、手を挙げて、挨拶したもんだった。

部の合宿から帰ったらあの17歳の夏の日、彼が死んだとオヤジに言われた
直ぐに彼の自宅に行った。
もう中学の同級生が集まって、小さな自宅が人で溢れていた。

聞けば、あのコーナー外側の車庫に突っ込んで
ヘルメットは、たぶん被っていなかったと…

今から35年前の出来事だ。

それからは、お母さんはどんな思いで暮らしてたのだろうか?
最愛の息子を亡くし、生きる希望もなにも失ったんじゃないか?と

家族が少ないからダメで、多いから死んでもいいとは言わないが、母一人子一人の家族で、
どちらかが亡くなったら、たった一人になってしまい、他の家族と会話すら出来ない分、すっごく寂しいと思う。

山本くんが生きて居れば、孫に囲まれてと想像される分、なんともやるせない。
幸せな家庭を息子が築くことを一番に望んで居たことだろう。

************
知人は、事故を起こし身体が治っても居ないのに、次のバイクの品定めしている。
いや、命が有っただけ、ラッキーだと思い、もう降りた方が良いと思う。降りることを勧めてる。

今回、死ななかったから、次も大丈夫って思っているのだろうか?
「大丈夫!」って過信し慢心した結果が事故なんだろうにね!


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この出来事は、私にも大きくのしかかり、
バイクの免許を取得するのはそれから20年以上経過してからになった。
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またの名を:す(State electrician)

出来ない言い訳を考えるくらいなら・・・その前に行動しろ。

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