second effort(一粒で二度美味しい)
Category: オートバイ
SECOND EFFORT とは、二度目の努力ということで、アメリカンフットボールでよく用いられる言葉である。
ボールを持って走る選手がタックルを受け、倒れる際に、身体を回転させタックラーを避けて前に進もうと努力したり、
倒れ際にボールを相手ゴールに1mmでも近づけるように、ボールを持った手を伸ばし、前に進もうと努力すること、
このほんの数インチにも満たないような距離であっても、塵も積もれば山となる如く、試合の結果を左右することとなる。
強豪チームには、必ずこういった貪欲な選手が多く居るものである。
本来ならば、誉めるのに使われる言葉であるが、今回は、逆の使い方をしなきゃならないのは至極残念である。
最近のクルマなどでは、4輪ディスクブレーキも珍しくないのであるが、それは、本当に必要なのか甚だ疑問である。
前輪はディスクがもちろん必要と思うが、後輪は、減速時に過重も抜け、あまり重要ではないのが実際のところである。
「ディスクに比べ、熱が抜けにくく、制動力の確保が難しいドラムブレーキ」という言葉は、
間違っているとは言わないが、大げさ過ぎるように思う。
長い下り坂などでは、キチンとエンジンブレーキを効かせ、ブレーキに負担が掛からないように心がければ、なんの問題もないはずだし、実際のとこ、一発の効きはディスクを凌駕するのだから、
先述の通りに熱的に苦しいのも事実であるから、運転手の技量や知識を必要としないという点に於いて、ディスクのほうが総合的な性能は高いと言える。
だから、メーカーは、長所を声高らかに謳い、短所は小声で済ます。
ディスクブレーキの短所は、価格と寿命である。
ディスクブレーキのパッドはドラムのライニングシューと比較すると、価格は倍で、寿命は1/3~1/4である。
どういうことかといえば、一度売った車両、売る時には、性能が高い部品ですよと言って、実際には、高価でかつ寿命が短く、早期にメンテを必要とするように企てているという風に捉えられる。(ただし、それは、ユーザーの無知も手伝っているのであるが)
早期に、メンテ依頼で再び戻ってきて、また、金を取れるって仕掛けなのよ。
同じようなことが、カラードバンパーであったり、電動開閉式の窓、スライドドア、等々、格好良いとか、便利とされる部品の多くは、本来の使い方を考慮されていなかったり、部品点数の増加を促進させて、故障と修理の機会を増やすことに成功していると思う。
コレは悪い意味での「Second Effort」ではないのか?
回りくどい言い方をしたが、オートバイ業界の今の惨憺な状況は、これと同じことを繰り返した結果
ユーザーが離れてしまったのではないか?

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ちょっと本人さんには、耳の痛い話かもしれませんが、ご勘弁ください。
店の人は売りたいがために、いいことを並べていて、それを自分に都合よく楽天的な解釈をした結果ではないか?
もしくは、無理に売ってと頼み込んだのか?
カスタム車ってのは、基本、ノーマル車よりも安価で市場には出回るものです。
買い手が限定される車両は、売れにくいですから、
もちろんそれは、カスタムの程度にもよりますし、有名ショップの看板車ならば高価になることもあるかもしれません。
少しの例外を除けば、売れにくい車両と言えますし、ノーマルに戻すにも部品を交換する手間が増え、それに見合った価格を付けられる見込みがなければ、二束三文で売り飛ばすことになると思います。
ノーマル車両の査定額ー(カスタムパーツをノーマルに戻す手間と部品代金)=カスタム車両価格
カスタムパーツのほとんどがその精度や寿命から、純正パーツよりも価値は下がりますので、
(それを良い部品で総合的に価値が高いとと考えているのは、スキルに問題があると思う。)
転売しても、どのくらいの価格になるか、あまり良い金にはなりません
(オークションで売れば、案外いい価格になるかもしれませんが、まあ、期待出来るもんじゃないです)
カスタム車両は、カスタムした本人しか知らない内緒のことなどが計り知れないということも含め、心配箇所が増え、安価になるわけです。
心配事のといえば、カスタムする人(した人)のスキルの程度や、車両目指していたものが判らない。
例えば、盆栽車両なのか、実働車両なのか?
残念ながら、多くのカスタム好きは、パーツを取り付けることが目的で、性能向上は副次的なものであり、
例えば、「何万円もするパーツだから、良い物である」で満足しているのです。
あるいは、きらびやかな装飾が嬉しかったり、友達に自慢するのが楽しかったり、
最期で一番の問題は、そういう人たちにとって、トラブルや故障も楽しみの一つであるということ、(これは、ワタシにも通じることですが)、エンジンが壊れるのも、途中で止まって、困り果てるのも、望んじゃいないですけど、過ぎてしまえば楽しい思い出なのです。(取り付けるパーツが壊れて、また買い直しても、お金を使うことが目的なのですからね)そんな人たちに、寿命の短いパーツが使われていることを責めること自体が間違いなのです。
カスタムするってのは、それはそれで、非常に楽しいことだと思いますし、否定もしません、ワタシもお金に余裕があれば、やってみたいものです。でも、それは、セカンド、サードバイクくらいで、置物であったり、盆栽であったり、実用を考えちゃ駄目なものと思います。
そのような車両に、ノーマルと同じことを求めるのが間違いではないか?って思うくらいの諦めが必要と思います。
ボールを持って走る選手がタックルを受け、倒れる際に、身体を回転させタックラーを避けて前に進もうと努力したり、
倒れ際にボールを相手ゴールに1mmでも近づけるように、ボールを持った手を伸ばし、前に進もうと努力すること、
このほんの数インチにも満たないような距離であっても、塵も積もれば山となる如く、試合の結果を左右することとなる。
強豪チームには、必ずこういった貪欲な選手が多く居るものである。
本来ならば、誉めるのに使われる言葉であるが、今回は、逆の使い方をしなきゃならないのは至極残念である。
最近のクルマなどでは、4輪ディスクブレーキも珍しくないのであるが、それは、本当に必要なのか甚だ疑問である。
前輪はディスクがもちろん必要と思うが、後輪は、減速時に過重も抜け、あまり重要ではないのが実際のところである。
「ディスクに比べ、熱が抜けにくく、制動力の確保が難しいドラムブレーキ」という言葉は、
間違っているとは言わないが、大げさ過ぎるように思う。
長い下り坂などでは、キチンとエンジンブレーキを効かせ、ブレーキに負担が掛からないように心がければ、なんの問題もないはずだし、実際のとこ、一発の効きはディスクを凌駕するのだから、
先述の通りに熱的に苦しいのも事実であるから、運転手の技量や知識を必要としないという点に於いて、ディスクのほうが総合的な性能は高いと言える。
だから、メーカーは、長所を声高らかに謳い、短所は小声で済ます。
ディスクブレーキの短所は、価格と寿命である。
ディスクブレーキのパッドはドラムのライニングシューと比較すると、価格は倍で、寿命は1/3~1/4である。
どういうことかといえば、一度売った車両、売る時には、性能が高い部品ですよと言って、実際には、高価でかつ寿命が短く、早期にメンテを必要とするように企てているという風に捉えられる。(ただし、それは、ユーザーの無知も手伝っているのであるが)
早期に、メンテ依頼で再び戻ってきて、また、金を取れるって仕掛けなのよ。
同じようなことが、カラードバンパーであったり、電動開閉式の窓、スライドドア、等々、格好良いとか、便利とされる部品の多くは、本来の使い方を考慮されていなかったり、部品点数の増加を促進させて、故障と修理の機会を増やすことに成功していると思う。
コレは悪い意味での「Second Effort」ではないのか?
回りくどい言い方をしたが、オートバイ業界の今の惨憺な状況は、これと同じことを繰り返した結果
ユーザーが離れてしまったのではないか?

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ちょっと本人さんには、耳の痛い話かもしれませんが、ご勘弁ください。
店の人は売りたいがために、いいことを並べていて、それを自分に都合よく楽天的な解釈をした結果ではないか?
もしくは、無理に売ってと頼み込んだのか?
カスタム車ってのは、基本、ノーマル車よりも安価で市場には出回るものです。
買い手が限定される車両は、売れにくいですから、
もちろんそれは、カスタムの程度にもよりますし、有名ショップの看板車ならば高価になることもあるかもしれません。
少しの例外を除けば、売れにくい車両と言えますし、ノーマルに戻すにも部品を交換する手間が増え、それに見合った価格を付けられる見込みがなければ、二束三文で売り飛ばすことになると思います。
ノーマル車両の査定額ー(カスタムパーツをノーマルに戻す手間と部品代金)=カスタム車両価格
カスタムパーツのほとんどがその精度や寿命から、純正パーツよりも価値は下がりますので、
(それを良い部品で総合的に価値が高いとと考えているのは、スキルに問題があると思う。)
転売しても、どのくらいの価格になるか、あまり良い金にはなりません
(オークションで売れば、案外いい価格になるかもしれませんが、まあ、期待出来るもんじゃないです)
カスタム車両は、カスタムした本人しか知らない内緒のことなどが計り知れないということも含め、心配箇所が増え、安価になるわけです。
心配事のといえば、カスタムする人(した人)のスキルの程度や、車両目指していたものが判らない。
例えば、盆栽車両なのか、実働車両なのか?
残念ながら、多くのカスタム好きは、パーツを取り付けることが目的で、性能向上は副次的なものであり、
例えば、「何万円もするパーツだから、良い物である」で満足しているのです。
あるいは、きらびやかな装飾が嬉しかったり、友達に自慢するのが楽しかったり、
最期で一番の問題は、そういう人たちにとって、トラブルや故障も楽しみの一つであるということ、(これは、ワタシにも通じることですが)、エンジンが壊れるのも、途中で止まって、困り果てるのも、望んじゃいないですけど、過ぎてしまえば楽しい思い出なのです。(取り付けるパーツが壊れて、また買い直しても、お金を使うことが目的なのですからね)そんな人たちに、寿命の短いパーツが使われていることを責めること自体が間違いなのです。
カスタムするってのは、それはそれで、非常に楽しいことだと思いますし、否定もしません、ワタシもお金に余裕があれば、やってみたいものです。でも、それは、セカンド、サードバイクくらいで、置物であったり、盆栽であったり、実用を考えちゃ駄目なものと思います。
そのような車両に、ノーマルと同じことを求めるのが間違いではないか?って思うくらいの諦めが必要と思います。
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