Regulator・Rectifier(調圧器・整流器)
Category: オートバイ
ナカさんの買った、アドレッツ(レッツ4+アドレスV125エンジン)がちょいと気になって・・・
まずは、エンジンの元のフレームナンバーをハッキリさせておかないと、のちのち、部品供給の際に問題が起こりそう
例に挙げるのが、メーカーも車両も違う。ヤマハのジョグで申し訳ないのですが、
(ちなみに「共通の」「流用の」ヤマハと異名がつくほど、互換性に長けているヤマハである)

ドライブケース内のパーツを見てみましょう。

7番のクラッチキャリアは3種類

14番のプライマリプーリーのスライディング側は4種類

21番のプライマリの反対側は、3種類


もちろん、Vベルトも3種類
同じ系統車両のパーツリストで、3種類あるわけです、
経年劣化が進んだ時に、どのパーツを手配すれば良いのか、迷ってしまいますよね。
届いたパーツが違うモノなんてことも、ありえます。
そのへん、ちゃんと考えると、維持するの大変と思うんです。
でも、たぶん、多少パーツが違っても、走っちゃうと思うんですが、
ほんの少しのパーツの違いが積み重なって、不調が不調を呼んで、不動に陥るものなので・・・
んと、ここまでは「まくら」
これからが本題。
HID化をするに当たって、スクーターの世界では、全波整流化が必要って・・・・
なんの意味なんじゃ?ってワケです。

クルマや大きなバイクは、こんな回路になってまして、発電器では、三相交流で発電してます。
その三相交流を整流し、調圧して、バッテリーと並列に接続させています。(発電器から線が二本でているのは、調圧(レギュレート)のため「回転子の磁力の調節を行う」)
で、とっても解りやすいんですけど、
スクーターとか、それに類する小さなモノって、コストダウンなのか、発電してるのは、単相交流で、さらに
ヘッドライト、テールライト(ブレーキは除く)、メーター灯は、レクチファイヤを通らず、レギュレート(調圧:過電圧防止)するだけで、ほぼ交流に近い状態で使われています。
(車両によって、半波整流してたりするので、それに対し「全波整流」って言ってるようですね。)
そして、充電系統は、レクチで整流するだけで、調圧はバッテリーに任せて・・という有様

青線:交流(ライティング系)
赤線、直流(充電系)
とまあ、いわゆるフラマグの悲哀がよく解るんです・・・たぶん、諸悪の根源は、フラマグにあるんじゃね?
で、全波整流化ですが、この回路のAC/DCのコイルを分けて、アースを取り出し、ブリッジダイオードで整流し、整流したあとのマイナスをフレームに・・・・・
そのブリッジダイオードとか(レギュレータ&レクチファイヤで一体化されているもの)を
どっかの車両から流用
ここが一番重要。
「発電器の回路変更並びに、レギュレート/レクチファイヤの他車流用」
ここが完璧に分かっていないと、電気系統(発電系統)も性能維持が非常に面倒になるってことザンス!
これを、全波整流化というんだけど、まあ、なんというか、そのネーミングセンスがとってもキュート!(ゲラゲラ)
そして、その昔、半導体とか、非常に高価だった頃のままの回路で、今も動いているのが・・・過去の偉大な技術屋さんに感謝です。
と・・・・HIDって、たぶん、最初に点灯させるとき(放電灯だから)けっこう大変なんだと思う、一旦点灯しちゃえば、案外大丈夫なもんだけどね。
で、貧弱なノーマルの回路では、容量が足りないので、(ブリッジダイオードを使って)全波整流化して(容量アップ)
ということなんでしょ。

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なんか、こういう困ったちゃんって乗ってて楽しいけど、
全部が困ったちゃんだと、ちょっと具合が悪いと思うんですよ。
せめて、一台だけでも、新車みたいに安心な車両を持っておかないと、足がないと部品調達もなにも出来ない
まずは、エンジンの元のフレームナンバーをハッキリさせておかないと、のちのち、部品供給の際に問題が起こりそう
例に挙げるのが、メーカーも車両も違う。ヤマハのジョグで申し訳ないのですが、
(ちなみに「共通の」「流用の」ヤマハと異名がつくほど、互換性に長けているヤマハである)

ドライブケース内のパーツを見てみましょう。

7番のクラッチキャリアは3種類

14番のプライマリプーリーのスライディング側は4種類

21番のプライマリの反対側は、3種類


もちろん、Vベルトも3種類
同じ系統車両のパーツリストで、3種類あるわけです、
経年劣化が進んだ時に、どのパーツを手配すれば良いのか、迷ってしまいますよね。
届いたパーツが違うモノなんてことも、ありえます。
そのへん、ちゃんと考えると、維持するの大変と思うんです。
でも、たぶん、多少パーツが違っても、走っちゃうと思うんですが、
ほんの少しのパーツの違いが積み重なって、不調が不調を呼んで、不動に陥るものなので・・・
んと、ここまでは「まくら」
これからが本題。
HID化をするに当たって、スクーターの世界では、全波整流化が必要って・・・・
なんの意味なんじゃ?ってワケです。


クルマや大きなバイクは、こんな回路になってまして、発電器では、三相交流で発電してます。
その三相交流を整流し、調圧して、バッテリーと並列に接続させています。(発電器から線が二本でているのは、調圧(レギュレート)のため「回転子の磁力の調節を行う」)
で、とっても解りやすいんですけど、
スクーターとか、それに類する小さなモノって、コストダウンなのか、発電してるのは、単相交流で、さらに
ヘッドライト、テールライト(ブレーキは除く)、メーター灯は、レクチファイヤを通らず、レギュレート(調圧:過電圧防止)するだけで、ほぼ交流に近い状態で使われています。
(車両によって、半波整流してたりするので、それに対し「全波整流」って言ってるようですね。)
そして、充電系統は、レクチで整流するだけで、調圧はバッテリーに任せて・・という有様


青線:交流(ライティング系)
赤線、直流(充電系)
とまあ、いわゆるフラマグの悲哀がよく解るんです・・・たぶん、諸悪の根源は、フラマグにあるんじゃね?
で、全波整流化ですが、この回路のAC/DCのコイルを分けて、アースを取り出し、ブリッジダイオードで整流し、整流したあとのマイナスをフレームに・・・・・
そのブリッジダイオードとか(レギュレータ&レクチファイヤで一体化されているもの)を
どっかの車両から流用
ここが一番重要。
「発電器の回路変更並びに、レギュレート/レクチファイヤの他車流用」
ここが完璧に分かっていないと、電気系統(発電系統)も性能維持が非常に面倒になるってことザンス!
これを、全波整流化というんだけど、まあ、なんというか、そのネーミングセンスがとってもキュート!(ゲラゲラ)
そして、その昔、半導体とか、非常に高価だった頃のままの回路で、今も動いているのが・・・過去の偉大な技術屋さんに感謝です。
と・・・・HIDって、たぶん、最初に点灯させるとき(放電灯だから)けっこう大変なんだと思う、一旦点灯しちゃえば、案外大丈夫なもんだけどね。
で、貧弱なノーマルの回路では、容量が足りないので、(ブリッジダイオードを使って)全波整流化して(容量アップ)
ということなんでしょ。

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なんか、こういう困ったちゃんって乗ってて楽しいけど、
全部が困ったちゃんだと、ちょっと具合が悪いと思うんですよ。
せめて、一台だけでも、新車みたいに安心な車両を持っておかないと、足がないと部品調達もなにも出来ない
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