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dawnblueⅡ

dawnblueⅡ(前のブログ、溢れちゃったので、増築)

クラッチを握らないでシフトチェンジをしても良いの?その2

Category: オートバイ  
前回の続き、

オートバイのミッションは、分類すると、ドグミッションと呼ばれるものになります。

ノンシンクロトランスミッションで、常時噛み合いなヤツってのを総称して、ドグミッションです。

意味判らないですよね?
ここで、出てきたのが、「ノンシンクロ」
じゃあ、「シンクロ」もあるのか?ってことになるです。

シンクロトランスミッションって、今どきの一般的なクルマ(マニュアルトランスミッション)が全て
それになります。

ドグミッション

カウンターシャフトとアウトプットシャフトの構成は、おおむね、こんな感じで、
常時噛み合い歯車で、スプラインシャフトをスライドする、スリーブの構造的なものが、

シンクロナイザで、回転数(カウンターシャフトとドライブシャフトの)を一致するように調整しつつスリーブが飛び込むものです。

回転数を合わせる機構が上手く働くには、
どちらか片方がフリーに回転数を調整できる状態じゃないと駄目ですから、
クラッチをキチンと踏み込んで、カウンターシャフトがフリーになっている必要があるわけです。
そうでないと、一番弱い箇所・・・・シンクロナイザーが、イカれます。

それにたいし、ドグミッションは、いきなり、ガツんと噛み込むんです。
ただし、カウンタ&ドライブシャフトの回転に大きく差があっては、飛び込みません。

でも、多少の差なら、飛び込んでも大丈夫なように、吸収する箇所が・・・
チェーンや、ハブダンパーなわけです。

もともとシンクロさせる能力が無いミッションなので、ライダーが回転を合わせれば良いです
スキップシフトしない(シーケンシャルなドラムしきシフト機構なので出来ません)

だから、クラッチをキチっと握らなくても、ダイジョブよ~!(きっと)

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こういうネタ、大好きなんだけど、あんま人気ないのね(w
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Author:ス
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またの名を:す(State electrician)

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